らん鳥こ屋

動物園や水族館に行ったりする

バイクで訪園館:波勝崎モンキーベイ

訪問日:2020年8月29日

無料駐車場有り


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海と猿とものすっっっごい坂

 

皆様如何お過ごしでしょうか。

私はお盆にバイクで四国の園館一周とかしたのでまた気力があれば記事にします。しなさそう。

念の為書いておくと毎日検温して平熱です。

 

今回行った波勝崎モンキーベイはまあアクセスがえぐい。

広報ムービーは最寄り駅から徒歩6時間歩いてこないでくださいと言い切る、公式サイトもGoogleマップが載ってるだけで具体的にどう行きゃいいのか書いてない。

大人しくカーナビに泣きついてくれ。自走出来ない民は友達かタクシーに泣きついてくれ。

静岡は国道136号線を走っていると海側にでっかい看板が現れるのでそこを曲がるよろし。

そこからまだほんの少し走るが、道があんまよくないので気を付けて、えぐいカーブもあるぞ。


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駐車場はめちゃくちゃ広いから好きなとこ停めろ。


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この波勝崎モンキーベイだが、カテゴリは動物園にしているが園ではない。

野生のサルが生息している野猿苑だ。有名な所だと地獄谷野猿公苑みたいな。

前身の波勝崎苑が経営難で破綻して現地伊豆の別園iZooを運営してる会社が引き継いだのがモンキーベイだ。

そもそも前運営が経営が苦しいと分かっていながら餌付けを行わなければ周辺の農作物に被害が出るほどの頭数を抱えていてさらに投げ出したっていうのがどないなっとんねんと思うものの今回は割愛。

 

入苑手続きをしたら浜の方へ向かう。f:id:ranchou:20200829190234j:image

とてつもなく急な坂が続くのでバイクブーツの民は泣いて許しを乞いてください。f:id:ranchou:20200829193900j:image

波勝崎苑の石板が見える頃にはサルたちもたくさんいるはず。

写真の黒い粒がサルです。f:id:ranchou:20200829194020j:imagef:id:ranchou:20200829194035j:imagef:id:ranchou:20200829194044j:image

サルたちは皆思い思いに過ごしている。

餌付けされてるとはいえ、飯を寄越せと取って掴まれることもなくそれなりの距離を保たれて観察する感じだ。f:id:ranchou:20200829194219j:imagef:id:ranchou:20200829194237j:image

丁度子ザルの姿も見ることが出来た。f:id:ranchou:20200829201207j:imagef:id:ranchou:20200829201222j:image

アスレチックがあったが見た感じから新しく建てたのか、聞き忘れた。

 

ここの野猿たちはスタッフたちから餌を与えられているが、来園者もおやつをふぉーゆーすることが出来る。

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餌やり体験はここの建屋から行う。

サルたちに直接餌を渡すのではなく、f:id:ranchou:20200829194705j:image
内側から檻越しに、トングor竹串を使って渡す。

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サルたちも好みがあるらしく、貰いに寄ってくるもののせんべいは絶対投げ返すマンのサルがいたり様々だった。こやつめハハハ。f:id:ranchou:20200829201255j:image

件のせんべい。

建屋の中には他に、自動販売機や歴代ボス猿の写真、波勝崎に生息するサル以外の生き物の紹介や、調餌場、サル類の頭骨見本がある。

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突然だな頭骨。

 

波勝崎はモンキーベイである前に伊豆国立公園だ。

というわけで景勝地であるらしい海も眺めが良い。

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こんな岩も見られる。よく見ると岩にサルがいる。

今回特殊なツアーでの参加だったため、まだ立入禁止の入り江の辺りも見させて頂いた。

昔はここらに船が着てたらしい。

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雰囲気が良いね。

この辺りは落石防止ネットの設置は済んだため、あとは飛び込み禁止の案内とか用意したら公開する予定らしい。

 

そんなわけで、まあここを目的地として来るのは大変だが、逆にドライブ・ツーリングでこの辺りを通るなら立ち寄ってみるのもいいんじゃないかと思う。

伊豆半島ぐるっと一周とか。西伊豆スカイラインから走ってくるとか。後から知ったけど136号のあの辺りマーガレットラインって言うんだってね。

景色が良いし海辺に居るサルという珍しい光景も見ることが出来るし。

 

あ、浜で楽しんだあとは泣いて息を切らしながら急な登り坂を通って帰るんだぞ。